おまけ、ちょっとだけ小笠原の沈船です!

(南海に眠る沈船と航空機・番外編)

(小笠原の戦没沈船)





6〜7年前に小笠原諸島にダイビングに訪れた時の画像が
見つかりました。当時、レックを目的とせず普通にダイビング
をしていましたが、たまたま訪れたポイントに戦没沈船があり
ました。すっかり記憶から脱落し忘れておりましたが番外編と
して掲載します。美しい小笠原の画像とともにお楽しみ下さい。
ここが東京都である事を思い出すと不思議な気持ちになります



兄島:滝之浦(ポイント名:バラ沈)

  陸軍徴用貨物船 利根川丸
        (4.997t 全長121.9m)



昔は、利根川丸と謂われていましたが最近では戦時標準船
の辰栄丸(辰馬汽船)または、第八雲洋丸(中村汽船)という
調査もされていると話を聞きますが、詳細は不明です。
機関(エンジン)部分です。何かのオブジェのように静寂の中存在しています。
記憶では、最大深度が15〜16mで平均11〜12m程度の浅瀬にあった
と思います。多分、流れも無く初心者でも楽しめるポイントです。

強烈な破壊力で鋼鉄の船をここまでバラバラにしています。
沈黙…無の世界です。船の残骸は、我々に何を問いかけているのでしょうか?
思いっきり人工物の船ですが今や半世紀を越えて
自然の一部にならんとしています。


バラバラに沈んでいるのでバラ沈です。そのポイント名のままです。
伊豆・小笠原の固有種であるユウゼンがここが
日本である事を思い出させてくれます。
湾内ですが非常に透明度も20m以上あり美しい海です。
浮上後、次のポイントでマンタを見ました。港からすぐで
したので…何とも贅沢なところです。
水面下の惨い戦争の傷跡が嘘のような美しい小笠原の海と陸上です。




父島:境浦海岸

   陸軍徴用貨物船 濱江丸
          (5.479t 全長 121m)



宿泊したホテルのそばから見れた沈船です。上が現在の
朽ちた姿。下が戦後30年目位の画像です。海水浴でビー
チから泳いでいける処にあります。
昭和19年2月、米軍がサイパン島に上陸。この時、サイパン補給に出ていた
輸送船団がサイパンの北方洋上にて米機動部隊の空襲を受けました。その
中の一隻が浜江丸でした。爆撃されて航行不能になりましたが、何とか修理
し自力で小笠原まで辿り着いたものの境浦海岸で座礁ししました。その時の
航空攻撃で8名の船員が戦死されています。


cf、以下は、境浦の濱江丸の動画です。美しい映像です!

メディアプレイヤーとリアルプレヤー
お使いの方をクリックして鑑賞下さい









2008(平成20年)は、小笠原諸島返還40周年記念にあたります。
シンポジウムはじめ様々な催しやイベント、取組が行われています。